男がひとりで働く

ある男はひとりで働くために準備を進めている
本業よりも副業の方が身が入る

風邪をひいて休むだけで小言を言われる生活は
もう嫌なのである

職場なぞ
やれ飯こそ食えれど
上司も同僚もいる中で食べる飯に味はしない
緊張して早くそこから逃げたくて
同僚が喋るのを尻目にただテレビを見ながら
飯を口に詰め込んでいくだけ

昼休みという名の休めない時間
ミスを恐れて常に上司からの声にびくびくしている勤務時間
自主的に残るという名目での同調圧力

そんなものにこれ以上付き合う気は毛頭ない
ガチガチに縛られ監視される生活は刑務所だけで結構
どうせ死ぬならひとりで働いてから死ぬ