ある男の休日出勤

ある男は休日出勤をした
もちろん振替休日などあって無いようなもの

このところ
週休1日が1ヶ月以上続いている
どこかで休みたいと思うが
休める日がない
仕事が遅いのと
同調圧力があるからだ

会社の都合で休日出勤を強いられ休む時間がない
そんなに働いても18万円を切る
命削って
どこの馬の骨とも知らない人たちとうまくコミュニケーションをとれずに働いて
悩んで
それでも奨学金の返済や家賃や食費や行きたくもない飲み代で
貯金はほぼできない

何のために働いているのだろうか
ストレスがたまる一方だ
はたらけど
はてらけどなお我が暮らし楽にならざり
じっと手を見る

この詩を詠んだ石川啄木
4人の家族を養うために働いていた
しかし弱冠26歳にして逝去した

4人の家族どころか
自分一人でも養うのは難しいある男が
いま27歳を迎え生きている

なんとも腑に落ちない世の中だ